餅屋年報2011

年が明けてしまいましたが、後厄だった2011年の個人的トピックスをまとめてみました。

  • 3月11日東日本大震災があって
    甚大な被害を目の当たりにして、いつかやらなきゃなあと思っていたことを、可能な限り実行するようになりました。たとえば鹿児島の祖母のお見舞いに行ったり、大腸内視鏡検査を受けたり。悲観的な意味ではなく改めて人生は有限なんだと意識するようになりました。
  • 歯の治療が(一応)終わる
    2月に痛み始め、最初はどこが痛いのかわからなかったけれど、 4月頃から歯茎が腫れ始めてレントゲンを撮ったら歯の根っこが膿んでいることが判明。普通はその原因になっている歯髄(神経)を取ってしまえば治まるらしいけれど、なぜか秋になっても治りきらず。これはいよいよ抜歯かとあきらめかけた頃に、別件で抗生剤を飲んだら治ってしまったという顛末。ただ虫歯と違って、取り除いておしまいじゃないので、いまでも再発にビクビク。
  • 手がけた書籍が話題になる
    装丁を手がけた「文化系のためのヒップホップ入門」がサブカル的に話題になり、「デオダ・ド・セヴラック 南仏の風、郷愁の音画」が吉田秀和賞を受賞と、この秋はちょっとしたモテキ状態。本が売れるか否かはある種バクチみたいなもので、ましてやデザインで売れ行きが大きく変わるわけではなく、「勝てば官軍」というのは重々判ってはいるけれど、それでも売れるのは我がことのようにうれしいです。
  • ブラジル音楽にはまる
    これまで非英語圏の洋楽は苦手で、ボサノヴァすらあまり聞いていなかったのに、突如ブラジルのポップスにはまり、CDを買いあさる。特に好きなのはロー・ボルジェス、トニーニョ・オルタ、ベト・ゲヂス、イヴァン・リンスなど。ブラジル盤のCDは入手しにくいのが難点。2011年の1曲を選ぶとしたら、ロー・ボルジェス「Clube da Esquina nº 2」かな。

というわけで2012年も餅屋ブログをどうぞよろしくお願いします!

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