月: 2011年3月

晴れて穏やかな金曜日。地震から2週間が経ったけれど、ふとしたときにこれは夢だったんじゃないかと思うときがある。

2週間経ったからというわけでもないだろうけど、複数のお仕事が申し合わせたように動き出し、ある意味現実逃避。杉並区は今のところ計画停電エリアから外れているけど、エリアに仕事場がある人は大変だろうなあ。これからオフィスでは無停電電源装置を持つのが当たり前になったりして。

晴れても寒い木曜日。今朝方は大きめの余震が立て続け、あまりよく眠れなかった。

昨日入ったバナー広告のデザインを進める。これだけWEBデザインが主流になっているのに、バナーをお仕事で作るのは今回がはじめてかもしれない。

曇って寒い水曜日。夕方から雨。午後に駅前で打ち合わせ1本。戻ったタイミングで小さいお仕事が入り、今日はお仕事モード全開。しばらくこのペースから離れていたので、これだけで疲れてしまった。

買い占めも収まってきたなあと思っていたところに、今度は水道水汚染のニュースでまたペットボトルが消える。地震からそろそろ2週間。地震も津波も放射能も怖いけれど、一番不安になるのがパニック状態と自粛・規制の全体主義的なムード。そりゃあ死や暴力をつきつけられれば、理性的な行動ができるか自信はないけれど、この状況で本性をむき出しにしているのを目にするのはとても恐ろしい。

時々雨の肌寒い火曜日。

いちおう通常プログラムに戻った「深夜の馬鹿力」の録音をBGMに、お仕事も通常営業再開。まだニュースに一喜一憂している状態には変わりないけれど、作業をするとかなり落ち着く。「深夜の馬鹿力」にもずいぶん元気をもらった。

雨の月曜日。連休最終日だったけれど、実感なし。

地震直後からニュースサイトをTwitter経由で常にチェックするようになり、あまたある中から好みで淘汰されて今も続いているのは「NHKニュース」と「日本経済新聞」。今まで特にポリシーや思想も無かったけれど、まめにニュースを読むようになるとスタンスの違いが見えてくる。今後それはヒトにも当てはまってくるのかもしれないなあ、なんて思ったり。