サイキック・ビジョン 邪願霊

On 2012/04/28, in HORROR, by mochiya

アイドルの新曲キャンペーンを追うドキュメンタリー撮影中に怪異が起き、そのお蔵入り映像を再編集したという設定のフェイク・ドキュメンタリー。Jホラーの重要人物小中千昭が脚本を手がけた最初期のビデオ作品ではあるけれど、基本ドキュメンタリーの体裁をとっているため、『リング』のようなホラー映画を期待して観ると肩すかしを食らうかもしれない。スタイルとしてはむしろ『ほんとにあった!呪いのビデオ』や『放送禁止』に近い。

クライマックスに起こるポルターガイストや霊にとり殺される場面などは、正直前時代的で低予算ゆえのチープさを否めないけれど、テロップによる状況説明や撮影された映像の隅に白いワンピースを着てぼんやり写り込んでいる幽霊描写はユニークで、のちのJホラー演出の原型になった。撮影されたフィルムを通して怪異が起こるという設定も、Jホラーでは定番。

演出:石井てるよし
構成:小中千昭
出演:竹中直人、石山一枝、梅原正樹、佐藤恵美
オリジナルビデオ/1988年

 

餅屋週報(04/16〜04/22)

On 2012/04/23, in WEEKLY, by mochiya
  • 04/16
    おだやかな月曜日。暑くも無く寒くも無く。やもめライフのリズムにもいつの間にか慣れてきた。
  • 04/17
    不安定な火曜日。晴れのち雷雨。2件アポを取った営業のためにペラのポートフォリオをつくる。
    夕方奥さんのお見舞いへ。いつものように着替えとお茶、バラエティ番組を焼いたDVDなどをもっていく。一昨日来たときはすかすかだった病室が満員になっていてにぎやか。
  • 04/18
    ちょうどいい気候の水曜日。
    昨日作ったペラ版ポートフォリオをプリントするのに、はじめてセブンイレブンのマルチコピー機を利用する(A4カラーで50円)。最初USBメモリが読み込みできず焦ったけれど、MS-DOS(FAT)でフォーマットし直したら無事認識。どんなDTPソフトで作ってもPDFにしてしまえば問題ないし、十分キンコーズの代わりになるクオリティ。今さらながらこれは便利。
    昨晩始まったフジテレビ『リーガル・ハイ』。最近はこの時間帯のドラマはほとんど見ないんだけれど、脚本:古沢良太にひかれて一応チェックしたところ、エンタメに徹しながらビターなところもあってとても面白かった。1話完結の弁護士版ブラックジャック的な法廷ミステリーものなので、毎回謎解きの質を保てるかちょっと心配だけれど、古沢良太脚本ならきっと大丈夫でしょう。
    今回の被告が弁護士の新垣結衣と面会するシーンが『接吻』みたいだなあと思っていたら、その後のシーンで小池栄子が出てきて笑ってしまった。
  • 04/19
    くもりがちの木曜日。やや肌寒い。夕方、恒例となった奥さんのお見舞い(というか洗濯物の回収)で西新宿へ。帰りは歩いてヨドバシに寄る。
    最近朝起きると眼鏡が合わない状態で気持ちが悪い。いま家でかけている眼鏡は作って15年以上経つので、新調するのもやぶさかでは無いんだけれど、ストレスとかからくる一時的なものなのか否か様子をうかがっている。もしかして老眼なのかな。
  • 04/20
    どんより金曜日。夕方雨少々。でも予報していたほど寒くもなかった。
    3時過ぎに家を出て、Kさんに紹介してもらった営業まわり2本立て。まずは神保町にある編集プロダクションのAさんを訪ね、2時間後には高田馬場へ移動し編集Sさんを訪ねる。どちらもついつい話が長くなってしまい滞在時間は各90分ほど。今回は初対面でも紹介ありだったのでアポ取りから好意的に接していただき、とてもスムーズだった。紹介って大事だなあとつくづく感じた一日。
  • 04/21
    ぱっとしない土曜日。昨日の慣れない行脚がたたって、ダラダラとした一日。
    夕方から着替え、DVDなどを持って奥さんのお見舞い。今のところ治療というより、検査のための入院になっていて結果待ちでまだしばらくかかりそう。帰りに立ち寄ったヨドバシカメラ書籍コーナーで夏目房之介氏を目撃する。
  • 04/22
    寒い日曜日。久しぶりにオイルヒーターをつける。夕方から本格的に雨。
 

餅屋週報(04/09〜04/15)

On 2012/04/17, in WEEKLY, by mochiya
  • 04/09
    暖かいというより急に暑い月曜日。
    今日の検査で奥さんの入院が決まり、その準備に奔走。自転車で区役所へ行き、高額療養費の「限度額適用認定証」を申請する。高額療養費支給のこともそうだし、最初に「限度額適用認定証」を病院に提出すれば還付を待たずに限度額で精算できて、さらに健康保険対象外の食費が安くなることも今回初めて知った。これって一般に知られている制度なのかなあ。
  • 04/10
    晴れる火曜日。昨日ほどでは無いけれど、今日も暖か。
  • 04/11
    曇りがちの水曜日。夕方に少し雨。
    奥さんの入院日ということで少し早起きして付き添い。途中、病状説明までの時間が空いたのでいったん新宿へ。ディスクユニオンでDIPの4W紙ジャケBOX(←頼まれモノ)とBeto Guedesのベスト「O SAL DA TERRA」を購入。ヨドバシで入院用にポータブルDVDプレーヤーをチェックする。
    3時過ぎに病室に戻り、担当医から説明を受けてから帰宅。ぐったり疲れる。ここ最近お仕事がヒマで…と嘆いていたけれど、忙しかったらこの状況に対応するの大変だっただろうなあ。
  • 04/12
    春らしい木曜日。期間限定やもめライフの1日目ということで、張り切って洗濯など。
    ラジオで京都で起きた交通事故の速報を聞き、ちょうど京都に行っているはずの母に電話したところ、もう帰路についていてほっとする。まさかとは思ったけれど、年齢的に近かったので(あとで聞いたらまさに当日現場を歩いていたとのこと)。
    Paypalを通して注文していた香港のデザイン雑誌「IdN」v18n4: Mono Graphicsが昨日届く。納期は10日ほど。付録DVDのインフォグラフィックス特集に興味津々。今はネットで最新のデザインを見ることは出来るけれど、雑誌だと思わぬ出会いもあるので定期購読してみようかな。
  • 04/13
    13日の金曜日。お昼頃まで晴れていたけれど夜には雨。
    夕方、奥さんのお見舞いで西新宿へ。着替えと今日届いたばかりのワンセグ付のポータブルDVDプレイヤー「SONY DVP-FX740DT」(型落ちでずいぶん安かった。1万ちょっと)を持って行く。窓際ではないし建物内でワンセグ受信はきびしいかなあと思っていたけれど、試してみたらバッチリ受信できていた。ラジオもきれいに入るみたいだしもともと入院患者向けに電波を中継しているのかもしれない。
  • 04/14
    冷たい雨の土曜日。もう4月もなかばなのに窓が結露していてびっくり。
    先日のIdN付録DVDをきっかけに動画編集のことをネットでお勉強。動画については今までまったくスルーしてきたので、いちいち新鮮。この手の編集ソフトが一昔前に比べてずいぶん安いのはPCの処理能力が高くなって裾野が広がったということかな。DTMもしかり。
  • 04/15
    晴れる日曜日。一昨日くらい暖かくなるのかと思いきや、それほどでも無くやや肌寒い。
    夕方、着替えなどを持って奥さんのお見舞い。うちの両親も来ていたので新宿センタービルの小洒落た和食居酒屋で夕食をごちそうになる。立地や景観が良いわりにリーズナブルな分、接客と料理は残念ながらいまひとつ。ランチくらいならちょうど良いのかもしれない。
    残念と言えば、帰宅してから観たTBS新ドラマ「ATARU」。ストーリーは面白いのに演出が(悪い意味で)堤幸彦風でいらいらする。先日の「背の眼」といいミステリー系のドラマではこれが基本とされているんだろうか。
 

餅屋週報(04/02〜04/08)

On 2012/04/09, in DIARY, WEEKLY, by mochiya
  • 04/02
    春らしくなってきた月曜日。奥さんの検査結果が思わしくなく、しばらく主夫生活が続きそう。
    BS日テレの2時間ドラマ「背の眼」を見る。めずらしくオカルトがテーマなので期待していたんだけれど、中身は堤幸彦ドラマをうすめたような感じでガッカリ(CGや小道具の低予算ぶりも悲しい)。まあBSとはいえ民放だし、このくらいが限界なのかなあ。今後オカルトバスターズ的にシリーズ化するのなら是非改善して欲しい。
  • 04/03
    春の嵐ふたたびの火曜日。春先の風が強い日はあるけれど、ここまでの規模のはめずらしいんじゃないかな。ちょっとした災害。
    組み立て途中だったユニオンCDラックを完成させ居間に設置。仕事部屋に点在していたCDをすべて収納してみたところ、600枚収納で4割埋まる程度だった。もしギリギリだったらひとつめのラックのようにスリムケースに入れ替えようと思っていたけれど、意外と少なくてひと安心。とはいってもこれを機に出来るだけ整理していくつもり。
  • 04/04
    一転おだやかな水曜日。
    昨晩観たgleeの番宣番組で原曲として紹介されていたボニー・タイラー「Total Eclipse of the Heart(愛のかげり)」を聞いて、懐かしくて調べてみたら当時好きだった曲にジム・スタインマン作が多いことに気づいた。代表作のミートローフは後追いだけど、『ストリート・オブ・ファイヤー』OSTの「今夜は青春」やエア・サプライ「渚の誓い」など、どれも大仰なミュージカル調でgleeの世界と近いものがあるからもともとこういうのが好きなんだろうなあ。これを機にソロ名義の「Bad for Good」も聴いてみようかしらん。

    YouTube Preview Image

  • 04/05
    あたたか木曜日。いつの間にか近所の桜もほぼ満開。葉っぱも出てきた。
    夕方、義理の叔母夫婦が来宅。安産祈願の腹帯、お札などをいただく。世間話をする中で、ドラムをやっている娘さんが今度TSPというハードロックのバンドに参加してデビューすると聞いてびっくり。しかも女性がメンバーだから耽美系なのかと思いきや、視聴してみたらデス声のスラッシュメタルでまたびっくり。
  • 04/06
    ヒンヤリ金曜日。もうこのまま暖かくなるかと思いきや、晴れても空気が冷たい。夕方にわか雨。
    去年の11月頃から胃の調子が悪くてずっと薬を処方してもらっていたけれど、ここ2〜3週間でウソのように良くなってきた。背中や膝が痛かったのも、歯が痛かったのも同時に治まったきたのは単に気候が暖かくなったからなのか、それともお仕事がヒマになったからなのか。健康なのはありがたいけど、ヒマだと精神衛生上よろしくないのでジレンマ。
  • 04/07
    土曜日。今日もひんやり。夜、外に出たら冬の格好のヒトがけっこういた。
    テレビ、ラジオの改変期で好きだった番組がいくつか終わり、それに代わる番組を求めて新番組をチェック中。基本インドアであまり変化が無い生活をしているせいか、テレビやラジオを見聞きすることで気分のバランスを取るようになっているので、番組の吟味は重要なんだけれど、処理能力不足で慢性的な負債(ラジオは2週間、テレビは1ヶ月遅れ)をかかえているのでこれを機に減らしてみるのもいいかもしれない。
  • 04/08
    花冷え続く日曜日。週末の掃除をして夕食の準備をして一日終了。
    待望の「glee」シーズン1の地上波放送が昨晩からスタート。先月シーズン2から観てしまったので、答え合わせをしているようで奇妙な感じだけれど、あらためて主な登場人物の設定紹介をちゃんと観ることが出来て良かった。代表曲になったジャーニー「Don’t Stop Believing」に盛り上がる。
 

餅屋デザイン(2012年1月〜3月)

On 2012/04/08, in DESIGN, by mochiya

1月以降のお仕事をまとめてみました。特記の無いかぎりAD、カバーデザイン、本文DTPのすべてを担当しています。


クリエーターが教える
シンセサイザー・テクニック99

著:野崎貴朗(リットーミュージック)amazon
2012.1発売

●このシリーズも7冊目。金の特色がゴージャス。アナログシンセ(のエミュレーション・ソフト)が素材になっているので、カバーの背景はADSRのつまみを作成しました。


21世紀中東音楽ジャーナル

著:サラーム海上(アルテスパブリッシング)amazon
2012.2発売

●イラストは高橋将貴さん。なんとなく植草甚一の晶文社エッセー集をイメージしてデザインしました。別丁トビラは最初オペークインクで白レースのようにしたかったのですが、色校正を出してもらったら薄くてほとんど見えなかったため、急遽アッシュブルーに変更しました。

▼用紙

  • 本文:オペラホワイトマックス 四六Y 62K
  • カバー(4C+グロスニス):GプランCoC 四六判T目110kg
  • 帯:カバーと共紙
  • 表紙:アラベール[ホワイト]四六判Y目160kg
  • 見返し:OKミューズコットン[とき]四六判Y目90kg
  • 別丁トビラ:サンレイド[純白]四六判T目68kg
  • しおり:GプランCoC 四六判T目90kg

新学社の教育情報誌「OF」vol.22

新学社|OF
2012.3発行

●2005年のvol.01からデザインをしている季刊情報誌。8年目に突入。カバーイラストはvol.06からずっとコージートマトさん。最近は巻頭特集とカバーをデザインしています。


ロシア音楽はじめてブック

著:オヤマダアツシ(アルテスパブリッシング)amazon
2012.3発売

●カバーは表紙折り込みタイプで、イラストはOFと同じくコージートマトさん。判型は「ことりっぷ」など最近の旅行本を意識して、カバーは北欧絵本の雰囲気を狙いました。コージーさんのイラストのおかげでかなりカワイイ本になったと思います。イラストの力は偉大!

▼用紙

  • 本文:オペラホワイトマックス 四六Y 62K
  • カバー兼表紙(+マットPP):アラベール(ホワイト)四六 110K
  • 帯:ニューエイジ 四六 90K
  • 見返し:ビオラ(ナチュラル)四六 90K
  • しおり:ビオラ(ナチュラル)四六 90K

レコード・コレクターズ増刊
ディスク・セレクション・シリーズ/70年代ソウル 

監修:出田圭(ミュージック・マガジン)amazon
2012.3発売

●デザインフォーマットから携わったこのシリーズも第4弾。カバーのデザインのみ担当しています。今回は70年代ソウルがテーマで、メインビジュアルはマービン・ゲイ「I Want You」です。

▼用紙

  • 本文:HSホワイトソフト A判タテ 46.5kg
  • 表紙(+グロスPP):コート 180kgくらい