月: 2011年1月

夜になって冷え込む木曜日。引き続きもくもくと組版作業を進める。お正月が明けてからカゼをひいたりして、心身ともに落ち着きがない感じだったけど、やっといつもの調子が戻ってきた。

現在、録画してあるテレビ番組の消化状況は3週間遅れで（先に見てしまうのもあるけど）、元旦夜の「オレたちお笑い心霊団」をやっと見る。タイトルから単なるオカルトを題材にしたバラエティだろうと思っていたけれど、見てみたらかなりシニカルと言うか本気でオカルトをパロディにしていて、思いの外面白かった。ゲストの下ヨシ子は、こういう番組だとわかってて出演したのかなあ。

変化のない水曜日。今日はやけに暖かいなあと思ったけれど、気温は10℃ほど。ここ数日寒かったからこれくらいでも暖かいと思うようになってしまった。

もうすっかりあきらめムードのフジテレビCSの「ミッドナイト・ホラーシアター」。3話と4話をチェック。どちらも今までと同じ監督で3話「惨劇の村」は悪魔のいけにえオマージュ、4話「悪夢の臨床実験」は投薬バイトを題材にしたサスペンス。4話だけは脚本が別（これまでは監督が兼任）のせいかちょっと毛色が違ったけれど、ドラマ部分はいいのにホラー描写になるととたんに古めかしくなってしまう。幽霊を出さないなら都市伝説にシフトした方がいいんじゃないかなあ。

静かな火曜日。深夜の馬鹿力を聞きながら、黙々と作業。カゼはもう大丈夫かな。

まだましな寒さの月曜日。具合が良くなってきたので再びカゼ薬断ち。

シリーズもののお仕事をスタート。第三弾の今回のテーマはハードロック＆ヘヴィメタルで、リスナーとして全く縁は無いけれど、この手の地獄的ビジュアルはなじみがない故に惹かれたりもする。

元旦の相棒SPをやっと見る。古沢良太らしい凝った脚本で見応えがあったけれど、これをお正月にやらなくてもと思うほど暗く、救いのない回。脇で出ていた中野英雄はやせて別人のようだった。

寒風吹きすさぶ日曜日。やっぱりまだ治ってなかったようなので、今日からまた風邪薬を再開。先週初詣＆厄払いに行っておいてほんとよかった。

昨年末に作業していたレコード・コレクターズ増刊「フランク・ザッパ／キャプテン・ビーフハート・ディスク・ガイド」の見本誌が届く。今回のお仕事ではじめて「こぶりなゴシック」を大々的に使い、仕上がりがやや不安だったけれど、特に違和感なく、それでいてモリサワとはちょっと違う感じが出ていて良かった。
奇しくも昨年末に急逝したビーフハート追悼本になってしまいましたが、ポップでカラフルな作りとなってます。お好きな方＆興味を持った方は入門用にぜひ。