餅屋年報2021

●コロナ2年目ということで、今年も引きこもり気味。お仕事は通常運転になってきたけれど、充実していたとはいえず。ただ、携わった『文体の舵をとれ』(フィルムアート社)の売れ行きが良かったり、『音楽航海日誌』(アルテス)の評判が良かったのは救い。
●実のところ、一昨年辺りはブックデザイン自体に興味や新鮮味を失いつつあったけれど、今年はまたフラットな気持ちで接することが出来てきた(これしか出来ないというある種の開き直りかも)。
●動画制作のほうは、技術的にはある程度上達してきたけれど、やはりビジネスとして受注するとなると、まだ自信が無い&制作時間が読めないこともあって一歩が踏み出しきれない状態。グラフィックデザインのお仕事があると、ついおろそかになってしまったりもする。それでもこれから60代までを見据えると、やはり動画制作はしていきたいので、来年は積極的にプレゼンしていきたい。
●物件探しと並行して、断捨離の一年。べつにミニマリストになりたいわけでは無く、20年近く同じ部屋に住んでいて、どうしても物が増えてしまっているので、いつか使うかなと思ってとって置いた物などを積極的に処分中。
●特にアナログレコードは聴く機会も減ったし(そもそもプレイヤーが壊れてる)、将来も聞かなそうなのでほとんどを売却。アナログレコード自体には特に思い入れは無く、CD化もあまりされていなかった(あっても高かった)時代には、聞きたい音楽があるとき中古のアナログレコードぐらいしかアクセスする方法が無かったので、まさか今になって価値が上がるとは思ってもみなかった。
●今年の大きな設備投資は27インチモニター(BenQ SW270C)。12年ほど使ってきたNECの24インチワイドが劣化してきて、筐体にヒビも入り始めていたので、これを機に27インチにグレードアップ。使い始めこそ、広さと解像度(少し小さく表示される)に慣れなかったけど、今では違和感もなくなってきた。